ヘレナ・ティネルによるデザインの「PALA」シリーズです。リーヒマエンラシで生産された1960年代中期から1970年代中期ごろまでのヴィンテージ品です。ライラックはヴィンテージ市場に出るのは少なく希少性の高い品かと思います。「PALA」には多くの意味があり、デザイナーが何を意図して名付けたのかは分かりません。その多くの意味の中に『一片』『切っ端』などというものがあります。表面の柔らかい凹凸、ガラス特有の揺らぎが美しい表情を見せてくれます。オブジェとしてはもちろん、内部中間部分が5.5cm四方なので花を生けてもまとまりやすいかと思います。自然光、LEDの光の下での色は美しいライラックですが、蛍光灯の下では青みがかって見えます。これはガラスの着色料である酸化ネオジムによるものです。(画像8枚目参照)＊Riihimaen Lasi(リーヒマエン・ラシ)フィンランドのガラス工場 : 1910年設立-1990年閉鎖＊HelenaTynell / ヘレナ・ティネル(1918-2016)フィンランドの女性デザイナー1946年-1976リーヒマエン・ラシに在籍✴︎上部エッジ部に2mmほどの微小のカケが見られます(画像6、7枚目参照)PALAシリーズはエッジ部のラフな仕上げのため多くの商品に微少のカケが見られます。お取り扱いにも注意が必要です。上記を除いて、大きなダメージのない良好なヴィンテージコンディションです。✳︎サイズ幅、奥行 : 約 10.5cm × 10.5cm,高さ : 約 12cm - - - - - - -★新品の品質をお求めになりませんよう、ヴィンテージ品のご理解をお願いいたします。コンディションについては、日常の部屋の照明、窓ぎわの自然光の中で目視できる範囲のものです。★梱包材はリサイクル品を使用する場合がありますのでご容赦ください