【アンティークコイン（リストライク）のご紹介です。】ブルガリア王国独立宣言記念に発行された１００レバとなります。1967～68年に発行されたリストライク版ではありますが、 発行枚数は1000枚限定です。ブルガリアの知名度はあまり高くはないかもしれませんが、歴史、希少性、グレードの高さ、が当コインの良さであると考えております。ウィキペディアによると、フェルナンド1世は、ポルトガル王（王配）フェルナンド2世の甥、ザクセン＝コーブルク＝ゴータ公エルンスト1世とその弟のベルギー王レオポルド1世の甥孫、イギリスのヴィクトリア女王とその夫君アルバートの従甥にあたるようです。一族からは「フォクシー・ファーディー（Foxy Ferdie、狡猾なファーディー）」と呼ばれていたそうです。19世紀後半、大ブルガリア公国は、オスマン帝国の自治領でした。その後、東のオスマン帝国と西のヨーロッパ列強国、北のロシアとの狭間において、たくみに外交手腕を発揮し、1912年には衰退しつつあったオスマン帝国とバルカン戦争を開始し、勝利をしました。その後、第一次戦争でドイツ、オーストリア・ハンガリー帝国軍と同盟を結び、ルーマニアまで領地を拡大しましたが、次第に連合国側が優勢になると、1918年に降伏し、その後はドイツコーブルグにて植物採取と購入採取に余生を費やしたと言われております。このコイン。やはりイギリスの５ポンド並みに大柄で重みがあります。また、NGCでは23個しか鑑定されておりません。PR68＝7個PR67＝12個←当コインはここにあたります。PR66＝3個PR65＝1個ちなみに、同じ1912リストライク版の裸コイン（AU/UNC)が2020年の日本コインオークションで手数料込みで46万円で落札されております。【表面】：フェルナンド1世【裏面】：紋章【直径】：35㎜【重さ】：32.25g【素材】：gold（金）（品性：0.90）※金地金相場の変動により、随時価格は変更いたします。